おはようございます
東京・豊島区 東長崎駅北口から徒歩1分の小劇場てあとるらぽうです。
猛暑続きの日々からようやく秋めいて、涼しく過ごしやすくなってまいりました。
季節の変わり目で体調を崩しがちですので、体調管理には気を付けなければいけない時期ですね
さて、今月は、池袋演劇祭の開催期間となっております。
今日から劇場入りした団体様は、神戸から遠征してきたStergazy様です。

今年は関西から2団体の上演となりました。
地方から上京するだけでも大変なのに、団体として、お芝居にかけるエネルギーが大きいことが伺えます。
在京団体との違いもいろいろ感じますが、いくつかの関西系団体様にご利用いただいて感じるのは、
とてもきちんとしているなぁということ。
演劇団体として、劇場とのかかわり方が気持ちいいという感触です。
世間とのかかわりが芝居の良し悪し、動員数に大きく関係していること肌で感じているのだと思います。
関西に限らず、地方の演劇人は、東京のように当たり前に多くの大小劇場があって、当たり前のように芝居やりますといってすんなり受け入れてもらえる環境ではなかったりします。
普段から人とのつながりや、人との接し方に嫌でも意識していかなければ、持続していくことも大変だったりします。
だからこそ、こうして上京して公演を打つ団体様の意識が当たり前のように高いのは必然なのかもしれません。
私たちは、多くの演劇団体様と接する機会がありますので、施設見学からご契約、事前打ち合わせの中で、大体その団体様のそんなレベルが分かってしまいます。
嫌な言いかたかもしれませんが、観たいと思わせてくれるか、観る価値なしと思わせられるか感じてしまうものです。
当然「ん?」と違和感を感じた団体は、それなりのクオリティの低さでやはり何かしらトラブルを起こしています。
作品の良しあし以前に時間と決して安くもない料金を支払って観るものかどうか、入口に立つ前に決まってしまうと言ってしまっても過言ではないのかもしれません。
演劇の観客はチラシを観る以前に、そのチラシを受けとる人を見る。
そういつも感じてしまうのです。