まだ寿命じゃないはずだったけど切れた

おはようございます。

東京・豊島区 東長崎駅北口から徒歩1分の小劇場てあとるらぽうです。
朝晩がめっきり肌寒くなりました。
昼間はじっとり蒸し暑さが残っていますが、秋の訪れを感じます。

さて、一昨日の公演終了後、急にDLPプロジェクターの調子が悪いというので、確認したところ、ランプ異常のLEDが点灯していました。
まだ、使用時間的には寿命ではないはずでしたが、ランプ交換には一定の時間がかかってしまうので、急遽スタジオオプション用のプロジェクターを代替えで対応していただきました。
スタジオ用は液晶プロジェクターですので小型な割にくっきり明るい映像を投影できるので、暗転が効く劇場では更に映像がきれいです。
さて、急遽専用ランプを発注し、翌日の昨日、午後入荷。
早速ランプ交換作業ですが、せっかくだから、分解整備して内部に積もりに積もったダストを除去。
内部点検、クリーニングを実施して、ランプ交換しました。
この際だからと公演終了後団体様退館後、天吊り架台も交換、完全固定から微調整できる物へ変更しました。

▲交換作業後

もう、既に生産修了している機種ですが、交換部品がない制御系が壊れるまでは、現役で活躍してくれます。
そのうちに高輝度LEDランプのプロジェクターが主流になってくるのでしょうか(^.^)

▲試写用として導入

もう、何年も前に映画等試写用に導入しましたが、最近は演劇でも使用したいという団体様も増え、活躍しています。
ランプの消耗が早いのと、どうしても熱量が高いので、ファンが回る音がしますが、映像はHDですので、そこそこきれいです。
シャッター機能などはないので、細かな演出には使えませんが、重宝してます。

こういう機器は、レンタルして使うと相当な値段をとられてしまいますよね。
大体1泊2日でいくらって設定ですが、演劇で使おうと考える団体は、あまり分かっていないようで、
安易に映像を投影して芝居の演出に使おうとします。
効果的に使えばいいのですが、照明で映像がつぶれて、何を映しているのかわからないなんてケースもよくあります。
劇場にあるものには、それこそ最上位機種に搭載されるような機能が当たり前についてるような錯覚をしている場合があります。
しかもそれがタダ同然で使えると(;^ω^)
また、大劇場で裏当てしている物とは違い、前から投影している以上、光線を遮れば陰になります。当たり前ですが(^-^;
投影しながら前で芝居したいので影が映らないようにできませんかとか、言われても無理無理(^.^)
小劇場で、大型LEDディスプレイなんて現実的ではありませんしね。
そもそも、そういった設備や機器を使うような公演を100万や200万程度の予算規模で作れるはずもなく(>_<)

まぁ、世間知らずは、昔から変わりませんので、あえて突っ込みませんが(^-^;
当然、消耗の激しいプロジェクターは、演劇の標準機材ではありません。

 

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